・・・たいへん遅ればせながら
「結束ひもの違いによる日持ちテストの結果」ですが・・・
ホテルの条件、温度25度(ほぼ一定) ショップにて
5月31日から、以下の要領でやってみました
使用花材 ガーベラ5本(色違い)、シムカーネ2本、spカーネ1本、ゲーラック1枚、
ミスカン2本
使用資材 麻紐、輪ゴム(細) フラワーキーパー(延命剤)
使用器 ガラス
* 水道水使用にA 麻紐結束 B 輪ゴム結束
延命剤使用にC 麻紐結束 D 輪ゴム結束
残念ながら、お見せできる画像はありません
途中、何度か「これください!」とお客様に言われました

3日目 A・B・C・D 全ての水が白く濁ってきたように見えました
4日目 よーく見ると、輪ゴムで結束したB、Dのガーベラの茎が1本変色して
きていました
ここでとんでもないことに気付きました
麻紐では1点で結束しているのに、輪ゴムでは1点で結束した後茎をまとめて
少し巻きおろしていたのです
ガーベラの茎の色が変わってきているのは、巻きおろした下の部分で
最後に輪ゴムをかけてものでした
時、すでに遅しですよね
5日目 B、D のガーベラが一輪(同じ色 白系)ずつ結束した部分より上がダメに
なりました
全ての水は明らかに白く濁ってますが、沈殿物のような物はありません
A、Bは花にも生気がなく C、Dはまだ花の生気は感じられました
7日目 水の握りは変わらず、ただガーベラの茎に細かな水泡がたくさん
ついていました
8,9日目 ショップに入らず観察不能
10日目 かなり水もにごり、匂いもあり、沈殿物あり
花材はかなりくたびれていましたが、完全にダメになったものは
ガーベラ1本ずつでした
実験をしてみて感じたことは
結束紐の違いもありますが、結束の仕方にもたいへん問題があり
通常は当たり前のように、 輪ゴムで結束していましたが
花材にかける負荷(気を使っていたようで)を甘く考えていたように思います
しっかり結束しないとデザインは崩れ、形が保てないし
でも、そうすることで花の寿命を縮めているのですよね
あまりお役に立てなくてすみませんでした




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テーマ : 花と生活
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